訪問看護のオンコールって何?|仕組みと働き方、報酬について
訪問看護に興味がある方からよく聞かれる質問のひとつが 「オンコールって何?」 です。
今回は、オンコールの役割や流れ、そして報酬(手当)について、わかりやすくご紹介します。
オンコールとは?
訪問看護におけるオンコールとは、夜間や休日に利用者やご家族からの連絡に対応する待機勤務のことです。
看護師は日勤終了後、自宅などで待機し、電話があれば対応。必要に応じて夜間訪問に出向くこともあります。
どんなときに電話がかかってくるの?
実際のオンコール対応は、下記のようなケースが多くあります。
発熱や嘔吐、体調変化が急にあったとき
在宅酸素や点滴、カテーテルにトラブルが起きたとき
がんのターミナル期で痛みが強くなったとき
「このままで大丈夫か不安」といったご家族からの相談
電話での指示や助言だけで解決する場合も多く、緊急訪問は全体の一部にとどまります。

報酬・手当について
当ステーションでは、スタッフが安心してオンコールに携われるよう、明確な手当を設定しています。
オンコール待機手当:1回 5,000円
緊急訪問を行った場合:時間外勤務として別途支給
「呼び出されなくても待機している時間に価値がある」と考え、待機手当をしっかり保証。さらに、実際に訪問した場合は時間外支給を行い、負担と責任に見合った報酬を整えています。
オンコールのやりがいと学び
オンコールは「大変そう」というイメージを持たれがちですが、実際には看護師として大きな学びとやりがいがあります。
急変時の判断力・対応力が身につく
ご家族の不安をやわらげる経験ができる
病院では得られない“在宅ならでは”のスキルが習得できる
N-artのオンコール体制(堺市)
当ステーションでは、スタッフの負担を最小限にしながら安心の支援を提供するため、次のような工夫を行っています。
オンコールはローテーション制で担当
チーム全体で利用者情報を共有し、対応を標準化
困ったときは一人で抱え込まず、管理者や医師とすぐ連携できる体制
まとめ
訪問看護のオンコールは、「夜間や休日でも安心を届ける仕組み」です。利用者やご家族にとっては「いつでも相談できる」安心感を大切に、N-art訪問看護ステーションは地域を支えています。
在宅で暮らす地域の人々を一緒に支える仲間も募集しております。訪問看護の現場から、利用者とご家族を支えていく仲間も随時募集しています。お気軽にご連絡ください。
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