【機能強化型Ⅲ】を取得|さらなる進化へ、一歩ずつ
N-art訪問看護ステーション(堺市)は、【機能強化型訪問看護ステーションⅢ】(以下:機能強化Ⅲ)の認定を取得しています。
これは、地域の中で“医療的ニーズの高い在宅療養者を支えられる体制”が整っている事業所として、厚生労働省が定めた基準をクリアしています。
そして今、私たちは【機能強化Ⅰ・Ⅱ】の取得を目指し、より質の高い訪問看護体制の構築に取り組んでいます。
■ 機能強化型訪問看護ステーションとは?
機能強化型とは、訪問看護ステーションが以下のような体制を持つことで、より重症度の高い利用者を支える役割を担う施設として認定される仕組みです。
等級はⅠ・Ⅱ・Ⅲに分かれ、要件の厳しさと支援体制の充実度が段階的に高くなります。
区分 | 特徴 | 例 |
機能強化Ⅰ | 最も要件が高く、重症度の高い利用者への対応実績が多い | 特定行為看護師の配置/がん末期・難病等への対応体制が充実 |
機能強化Ⅱ | Ⅰに準じた体制を持つが、一部実績要件が緩和されている | 看取り実績や24時間対応が安定している |
機能強化Ⅲ | 必要最低限の24時間体制と医療処置実績を有する | 地域の訪問看護体制の核として活動できる |
■ N-artが目指す体制とその背景
私たちは現在、以下のような体制を整えています
24時間対応体制の確保
ターミナルケア・看取りの実績
緊急時の医療処置対応(CVポート・在宅酸素・点滴・腹膜透析・ストーマ・褥瘡処置など)
認定看護師・特定行為研修修了者の配置(皮膚・排泄ケア認定看護師など)
多職種連携・ICT活用による地域連携強化
これらの実績を基に、「より高度な医療ニーズにも対応できる訪問看護ステーション」として、【機能強化Ⅱ→Ⅰ】へのステップアップを本格的に目指しています。

■ なぜ今、機能強化Ⅰ・Ⅱを目指すのか
在宅療養者の医療依存度が年々高くなっている
地域包括ケアシステムの中で、訪問看護に求められる役割が拡大している
医療職としての専門性が、地域の安心につながる
特に、がん末期・神経難病・呼吸器管理・褥瘡管理といった専門的な支援が求められる中で、N-artのスタッフ一人ひとりが「高度な技術・知識・判断力」を持ち、地域全体のセーフティネットの一部として機能していくことが重要だと考えています。
■ ご利用者・ご家族にとってのメリット
医療ニーズが高くても、自宅で安心して過ごせる
24時間365日、緊急時に看護師が駆けつけられる体制がある
病院との連携もスムーズに行われる
専門性の高いケア(疼痛コントロール、人工呼吸器管理など)にも対応
■ 最後に|「地域で安心して最期まで暮らせる」ために
N-art訪問看護ステーションは、今後もスタッフの教育体制や連携システムを強化しながら、地域の在宅医療を支えるハブとしての役割を果たしていきます。
機能強化Ⅲの取得はあくまで通過点。私たちは「必要な人に、必要なタイミングで、必要なケアが届く社会」の実現を目指し、これからも前進を続けます。
また在宅で暮らす地域の人々を一緒に支える仲間も募集しております。訪問看護の現場から、利用者とご家族を支えていく仲間も随時募集しています。お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ
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